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施工事例|住空間

JAPANDI×ミニマル×コンパクト 暮らしを研ぎ澄ます、新しいカタチ

 
福岡市第二の都市、大橋。利便性の高いこの街に、新しいリノベーションルームが完成しました。
 
無垢材のナチュラルな木目に、石材のような色味のタイルやキッチン。
落ち着いた色彩でまとめられた部屋は、北欧っぽくもあり、どこか日本らしさも感じさせます。
 
今回のお部屋のコンセプトは、北欧と和のテイストが融合したJAPANDI(ジャパンディ)スタイル。
静かであたたかなインテリアをベースに、家族で暮らしやすいミニマルな空間に仕上がっています。
 

 

見えないところまでこだわりたい!

立地も間取りも希望を叶えるために、物件探しからスタート

 
以前は賃貸住宅に住まわれていた施主ご夫妻。特に大きな不満もなく、このまま賃貸でもいいかも、と考えていたところ、
偶然リノリビングのショールームを見かけて以降、「理想の家に住みたい」と考えるようになったそうです。
 
新築住宅やリノベーション済みの住宅をたくさん見て回ったものの、
希望の地域から遠かったり、見えないところが気になり、なかなか気に入る物件がなかったお二人。
「それなら最初から物件を探して、とことんこだわってリノベーションしよう!」と考え、物件探しをスタートしました。
 
リノリビングの物件配信システムを活用し、三カ月ほどで現在のお住まいに巡り合いました。
三面バルコニーでどの部屋も明るく、大通りに近いのにとても静かなマンション。
職場にも大きな駅にも徒歩で行けて利便性が高く、共有部にも手入れが行き届いていて、一目で気に入ったのだそう。
ただし、部屋の広さは65㎡弱と、家族で住むには少しだけコンパクトなサイズ感。
狭さを感じさせず、より快適に暮らせるよう、収納や動線の工夫を詰め込みました。
 

 

異なる素材で空間をゆるやかにゾーニング

家族それぞれが自分らしく過ごせるリビング

 
施主ご夫妻一番の希望である「JAPANDIインテリア」には、木や石のような自然素材が欠かせません。
そこで今回は、居室を仕切る壁を最小限にし、限界まで広くした一つの空間に、
大理石のようなカラーのフロアタイルを敷き詰めて、石材のニュアンスをより印象的に演出しました。
 
木材の折下げ天井は部分的に使用し、壁面の間接照明と北欧モダンなペンダントライトをより引き立てます。
また、同じ空間にあるキッチンや小上がりの和室を視覚的に区切り、部屋をより広く見せる効果があります。
 
部屋の中心には、GRAFTEKTのキッチンをデュエ・アイランド型キッチンを設置。
家事動線の中心に配置して機能性を配慮しつつも、べトングレーのシャープな色味がインテリアを引き締める役割を担っています。
 
 
コンパクトな居室空間で重要なのが「部屋を多用途に使用できるかどうか」という課題です。
子どもと一緒に住む以上、個室の必要性は高まりますが、壁で空間を区切りすぎるとどうしても閉塞感が出ます。
 
この問題を解決したのが、リビングの一角にある小上がりの和室とワークスペース。
いずれも同じ空間に存在しつつも、一部分だけ建てられた格子や、キッチンと同じカラーのアクセントウォールで、
視界を遮らずにゆるやかに間仕切りし、プライベートを確保。視線が気になりにくいから、自分のペースでくつろぐことができます。
 
特に和室は、子どもが小さいうちはおもちゃで遊ぶスペースになり、
子どもが大きくなれば、新たな寝室としても活用できるフレキシブルな一室。
キッチンからの見守りも楽にできる上、床下に収納もあり、まさに多用途に活躍する空間です。
 

 

何気ない場所にも一工夫

コスト・性能・インテリアの三つを叶えるベストバランス

 
実はこのお家には、他のマンションにはない秘密が。
それが、玄関横の部屋のバルコニーに設置された「ストレージルーム」。
普段使わないアウトドアグッズや備蓄品を置いておくのに便利な場所ですが、玄関からアクセスが悪いことが気になるポイントでした。
そこで、寝室を削り土間収納を新設。ベランダと繋げて収納スペースを広げ、取り出しやすい造りに変更しました。
 
何気ない廊下部分にも、部屋のコンセプトを引き立たせる工夫が。
洗面台横の木材の格子は、玄関から目隠しする役割の他、インテリアに和のアクセントを添えるポイントにもなっています。
ラウンドミラーがモダンな造作風の洗面台は、既製のものを採用。コストバランスをとりつつ、インテリアと調和するようデザインを選定しました。
 
開放的なリビング・ダイニングとは反対に、ごちゃつきがちなランドリールームは引き戸で区切りました。
また、小さな隙間にも棚を造作。棚の一角にコンセントを配置し、使い勝手よく仕上げています。
ランドリールームからは、扉を挟んでキッチンにアクセス可能。家事をするエリアが一か所に固められ、スムーズな動線が築かれています。
 
見えないところまでこだわり、見えるところはすっきりと。
施主ご夫妻の考えを反映したこのマンションで、家族の新しい暮らしが始まります。
 
種別
マンション
構造
SRC造
専有面積
64.65㎡
間取り
1LDK+WIC+小上がり和室
施工期間
104日
築年月
1991年2月
場所
福岡市南区横手
施工内容
マンションリノベーション
備考
 

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