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福岡で中古戸建て住宅のリノベーションを成功させたい!費用や暮らしで後悔しないためのポイント解説

2024.12.05

こんにちは!リノリビングです。

「中古住宅のリノベーション」は、近年価格の上昇の一途をたどる新築住宅とは違い、
機能的でデザイン性の高いお家を手に入れることができる、絶好の機会です。

 

特に、近年人気が高まっているのは、「戸建て住宅」のリノベーションです。

 

 

都会に位置し、駅近などのアクセス性が魅力なのがマンションだとしたら、
駐車スペースやお庭、広い居室空間など、敷地に余裕があることが戸建てならではの魅力。

カスタマイズがお好きな方や、アウトドア趣味の方、
頻繁に車を使用される方ならば、戸建て住宅のリノベーションは、かなりおすすめです。

 

そんな魅力的な戸建て住宅のリノベーションですが、
敷地面積が広い分、工事も大規模になるケースが多いため、しっかりとした知識や計画が必要になってきます。

 

今回は、「中古戸建住宅の購入+リノベーション」で後悔しないための3つのポイントについて解説します。

 

● 中古戸建て住宅の購入費用と、リノベーションの費用の目安

● リノベーションの費用を左右する要素と、節約のコツ

●中古住宅のリノベーションで後悔しないためのポイント

 

中古の戸建て住宅を購入して、リノベーションを検討されている方は、ぜひ参考にしてくださいね。

 

1:福岡で人気上昇中!中古の戸建て住宅のリノベーション事情

 

福岡県内の住宅事情は、ここ数年で大きく変わりつつあります。

その変化の内容や、変化している背景についてご紹介します。

 

福岡市の人口増加率は日本一!自然も都市機能も充実で、住みやすい街へ進化している

 

総務省の『住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数』調査によると、
福岡市の人口増加率は、令和4年までずっと1位を記録していました。

令和5年は、惜しくも大阪市に敗れ、2位となりましたが、
外国人をのぞいた「日本人の人口増加率」はダントツの第1位。

インバウンド事業が活性化している日本の中で、日本国民がより増えている街と言えます。

 

 

その理由は、なんといっても「豊かな自然」と「都市機能」が両立したコンパクトシティであること。

 

空港から都心部へ10分で繋がる地下鉄は、世界的にみても珍しいものです。

また、すぐそばに魚介類が豊富に獲れる海があり、
市内に牧場やキャンプ場まで備えた山が存在し、温泉地へのアクセスも容易です。

 

さらに、地方都市ならではの「生活コストのリーズナブルさ」も大きな魅力。
リモートワークの普及も後押しし、住みやすさを求めて福岡市に移住する方が増えています。

 

【CHECK】福岡市内の住宅価格は「上がりすぎている」というデメリットも…

 

キリンの看板_夜

 

一方で、人口増加による「住宅価格の急上昇」というデメリットも、顕在化し始めています。

 

国土交通省が毎年発表している、「住宅地の取引価格の指標」を比較してみると、
10年前の2013年は「坪単価:約36.3万円」だったのに対し、2024年は「坪単価:71・3万円」。

住宅価格は、10年間でなんと約96%も上昇しています。

 

地下鉄の延線や、都市開発の進展などが影響し、
特に博多区や中央区などの中心部では、数億円といった価格で取引される新築物件も少なくありません。

 

福岡市へアクセスしやすい「春日市や筑紫野市といったベッドタウン」は、
まだ手の届きやすい価格帯ではありますが、こちらの住宅価格も上昇の一途を辿っています。

 

福岡の中古住宅をリノベーションするメリットは?新築より費用を抑え、自分好みの家に

 

そんな住宅事情を抱える福岡だからこそ、新築住宅購入にはない多くのメリットがあります。

特に福岡市中心部や駅近のエリアでは、新築物件を建てられる土地が希少で高額です。
だからこそ、中古住宅を購入し、リノベーションに予算を回すことで、費用を抑えつつ理想の住まいを実現できます。

さらに、中古住宅にかかる「諸費用」や「固定資産税」は、新築よりも低いケースが多いことも、メリットの一つ。

今後も福岡の都市開発は予定されており、土地価格も上昇する見通しです。

今のうちに中古住宅を購入し、資産として所持しておけば、
将来の保有資産を増やす選択につながるとも言えるでしょう。

 

2:中古の戸建て住宅をリノベーションするための、費用とポイント

 

中古住宅の購入+リノベーションを成功させるためには、最初に予算計画をたてることが重要となります。

費用の目安や、費用の工面に活用できるサービスをまとめました。

 

戸建ての中古物件の購入費用の目安:1000万円~

 

福岡市近郊の中古の戸建て物件の購入費用は、安いもので「約1000万円」程度から。

新築物件ですと、安くても「約3000万円」からですので、安いものだと約1/3の価格で購入が可能です。

 

ご参考までに、ポータルサイトなどで売却されていた100㎡の家の平均価格を、自治体別にまとめました。

 

 新築住宅中古一戸建て
福岡市約3,300~8,600万円約1,000~4,500万円
大野城市3,900万円約1,000~2,500万円
春日市3,800万円約1,000~2,500万円
那珂川市3,600万円約1,000~2,700万円
糸島市3,300万円約1,000~2,500万円
筑紫野市3,300万円約1,000~2,400万円
福津市3,200万円約1,000~2,700万円

 

中央区や博多区、電車の駅が近い場所となると、
中古でも5000万円程度の高額な物件が主流となる傾向があります。

 

【CHECK】安すぎる物件は要注意!「再建築不可」の物件は避けよう

 

駅近で便利な立地なのに、安価な物件には、注意が必要です。

 

「再建築不可物件」を購入してしまうと、リノベーションができない可能性があるためです。

 

住宅を建築する際の決まりは、この数十年間で大きく変化しています。
それに伴い、土地や家屋の状態によっては、今ではリノベーションができない物件も存在します。

こういった物件は「再建築不可物件」と呼ばれ、物件サイトなどでは安価に販売されています。

 

気になる物件がある場合は、再建築不可物件でないか、仲介業者や売主に確認しましょう。

 

戸建て住宅のフルリノベーション費用の目安:1000万円~2000万円

 

住宅のすべての居室空間に手を加え、お風呂やトイレ、キッチンまで交換することを「フルリノベーション」と言います。

フルリノベーション工事をする場合、工事費用の目安は1㎡あたり15~20万円ほどと言われています。

戸建住宅の延床面積は100㎡程度ですから、約1500万円~2000万円ということに。

 

ただし、素材や水回りの機器のグレードを落としたり、
こだわりをなくしていけば、1000万円ほどでフルリノベーションすることも不可能ではありません。

 

リノベーションの費用を左右する要素とは?

 

それでは、リノベーション費用を左右する要素とはいったい何でしょうか?

答えは「物件の状態」と「希望するリノベーション工事の内容」です。

 

築年数が古い場合、下水道の配管や基礎構造などが寿命を迎えている可能性があります。
その場合は、追加工事が必要になりますので、リノベーション費用が上がります。

基礎構造に問題がある場合、耐震性能にも影響が出ますので、工事の省略はお勧めできません。

また、部屋数を大きく変えるなど、大規模な間取りの変更を希望する場合は、
壁の撤去や造設、内装工事などが追加されますので、リノベーション費用が上がります。

 

【CHECK】「補助金制度」を活用して、費用を節約しよう

 

工事費用に不安がある場合は、国や自治体が募集している「補助金制度」の活用しましょう。

補助金は、工事の内容が一定の決まりに該当する場合に申請できる制度で、
審査に合格すれば、支給されます。

 

福岡市の場合、断熱工事で申請できる「住宅窓の断熱改修に関する補助金」や、
「既存住宅における断熱リフォーム支援事業」、

木造戸建住宅を耐震工事する際に申請できる「木造戸建住宅耐震改修工事費補助事業」などが存在します。

 

また、高齢者や子どもと同居する場合は、より多くの種類の補助金に申請できる可能性があります。

補助金制度の申請状況は時期によって異なりますので、
まずは自治体や窓口、リノベーションを手掛ける企業に問い合わせてみることをお勧めします。

 

【CHECK】中古住宅の購入+リノベーションでも、「住宅ローン」が利用できます

 

通常、新築住宅によく利用される「住宅ローン」ですが、
中古住宅の購入+リノベーションにおいても、住宅ローンの利用が可能です。

詳しくは下記の記事にてご紹介していますので、参考にしてくださいね。

 

▶住宅ローンに関する記事はこちら

 

3:絶対失敗したくない!リノベーションで後悔しないためのポイントを実例つきで紹介

 

ここからは、リノベーションして住み始めてから「後悔をしないためのポイント」について
詳しく解説していきます。

 

想定外の費用オーバーに!お家の「構造」チェックポイント

 

まずチェックすべきは、リノベーションする家の「構造」についてです。

中には安全性に関わり、いざという時には命にかかわることもありますので、
しっかりとチェックしておきましょう。

 

【POINT①】基礎構造は大丈夫?耐震工事が必要ないか確認しておく

 

基礎構造は、梁や柱、基礎のコンクリートの部分、外壁の中身など数多くの部分のことを指します。

 

基礎構造に問題がある場合、耐震性能にも劣るため、
万が一地震があった場合に倒壊する危険性も。

 

専門家による耐震診断を受け、不足があれば耐震補強工事を計画に組み込みましょう。

 

【POINT②】外回りはどうする?外構工事には、別途費用が必要

 

戸建住宅をリノベーションする場合、駐車場や庭、外壁の塗料、門周りといった「外構」の部分は、
別途費用を見積もる必要があります。

 

内装工事をメインにしてリノベーションをしたい場合は、
外構工事をシンプルにしたり、一部をDIYするなどして節約することをお勧めします。

 

 

リノリビングでリノベーションを施した戸建住宅の外構部分。

駐車場は土間コンクリートを打設し、庭部分には砂利を敷くことで、シンプルにまとめました。


玄関のフロアタイルは既存のものを使用し、ドアのみ変更することで
工事費用のバランスをとっています。

 

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住み心地が悪化する!?お家の「性能」チェックポイント

 

後悔しやすいポイントは、構造だけではありません。

内装工事による「家の性能」は、生活にダイレクトに影響するため、注意が必要です。

 

【POINT①】光熱費にも影響大!「断熱工事」はしっかり行おう

 

夏場の外気温が年々上昇している現代では、「断熱工事」は重要なポイント。
断熱工事を省略してしまえば、エアコンの効率が悪くなり、かえって光熱費が高くついてしまう可能性があります。

 

リビングや寝室といった、過ごす時間が長くなる居室においては、
断熱工事を行い、暑さ・寒さをしっかりと対策しておきましょう。

 

 

リノリビングでリノベーションしたこちらの部屋には、
二重サッシを採用し、窓辺から暑さ・寒さが伝わりにくい、快適に過ごせるリビングルームを設計。

マンションの場合、窓部分がマンションの共有部分となるため、
工事ができず、二重サッシを取り入れることとなりました。

共有部のない戸建住宅の場合は、サッシ自体を性能がいいものに取り換えるとよいでしょう。

 

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【POINT②】物が多いと、おしゃれな部屋も台無しに。収納スペースは必ず確保しよう

 

意外と忘れがちなのが、衣類や季節ものなどを収納する「収納スペース」。

費用節約のために、棚やポールハンガー、収納場所などを省略してしまえば、
部屋の中にモノがあふれ、かえって雑多なお家になりかねません。

持ち物の量を把握し、どこにどんな収納スペースを設置するか、考えておきましょう。

 

 

こちらは、リノリビングでリノベーションしたお家の収納スペースの一例です。

エントランスからリビングまでの廊下部分に細かく棚を造り付け、
廊下をまるごとファミリークローゼットに変更しました。

廊下なので、家族全員がアクセスしやすく、
また広さもあるので、洗濯や仕舞う作業も簡単に行えます。

 

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まとめ:理想のリノベーションを叶えるために、一歩踏み出そう

 

今回は、「中古戸建住宅の購入+リノベーション」で後悔しないためのポイントについてお届けしました。

 

中古物件といえど、住宅は人生の中でも大きな買い物です。

金額が大きい分、絶対に失敗したくない状況ではありますが、
費用や設備、工事内容など、専門的な知識を必要とするため、全てを把握するのは至難のわざです。

 

今回の記事で、工事にかかる費用感を理解した上で、
信頼できるリノベーション会社をしっかりと選んでいくことをお勧めします。

 

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