福岡の中古住宅のリノベーション費用はどれくらい？戸建てとマンションの費用相場を、実例を交えてご紹介

2024.11.20

こんにちは！リノリビングです。

住宅購入の選択肢として定着した「中古住宅＋リノベーション」は、

ほとんどの場合、新築よりも費用を抑えた上で、ライフスタイルに合った間取りを手にすることができます。

さらに言えば、新築の家よりも立地がいい場所に住めることも大きな魅力の一つ。

しかし、中古住宅でも、リノベーション時に気を付けなければ、新築同様費用が嵩んでしまうことも。

今回の記事では、損をしないための「住宅価格とリノベーション費用」について詳しく解説します。

今回の記事でわかることは、次の３点です。

● 中古マンションの価格と、リノベーションの費用のめやす

● 中古戸建て住宅の価格と、リノベーションの費用のめやす

● リノベーションを予算内で行うための、工事費用を抑えるポイント

中古住宅を購入して、リノベーションを検討されている方は、ぜひ参考にしてくださいね。

福岡市や近郊の中古住宅の価格相場は？エリア別、戸建て・マンションの平均価格一覧

中古住宅のリノベーションで、重要なのが「住宅の価格」。

とくに福岡市や近隣の都市では、国内でも著しく価格が上昇している地域にあたります。

２０２４年現在、ポータルサイトなどで確認できる、住宅の平均価格を簡単にまとめてみました。

新築の注文住宅の場合は、上記の金額にさらに設計費用が上乗せされます。

その場合、福岡市外であっても4,000万円以上の住宅は珍しくありません。

また、土地価格の上昇が著しい福岡市では、新築・中古一戸建ての価格も高め。

反対に、近隣の都市では、戸建てとマンションにさほど大きな差がないことがわかります。

【ポイント】中古マンションよりも中古戸建ての価格が高いのは、「土地」に価値があるから。

戸建て住宅は、マンションと違い「土地」を所有する分、価格も高くなります。

特に福岡市は、前年よりも土地の価格が10％以上上昇しています。

国が発表する公示地価は、なんと横浜市よりも高い「1㎡あたり62万円」。

立地や条件にも左右されますが、家を建てられる土地は、将来高い値段で売ることができるので、

物件探しには、戸建ても視野に入れておくことをお勧めします。

中古マンション・中古戸建てのリノベーション費用のめやす

住宅の価格のめやすはわかりましたが、リノベーションの費用の相場はいくらになるのでしょうか？

一般的に言われているのは、「フルリノベーション＝１㎡あたり15～22万円」ですが、

この金額はあくまで目安であり、設備や素材に注意をすれば、もっと金額を落としてリノベーションすることも可能です。

マンション・戸建てでリノベーションをする場所や内容も変化します。

詳細は以下にまとめていますので、ぜひ参考にしてくださいね。

中古マンションのリノベーション費用

２～４人暮らしに一般的な７０㎡の中古マンションをリノベーションする場合は、

全ての居室や住宅設備に手を加える「フルリノベーション」で約1,000万～1,200万円ほどの費用に。

個室やお風呂・トイレなどに手を加えない場合は、

キッチン・リビング・ダイニングだけをリノベーションすることになるので、

500万～1000万未満まで金額を落とすことも可能です。

中古戸建てのリノベーション費用

戸建てに多い１００㎡ほどの広さでは、フルリノベーションで約1,500万～1,700万円ほどの費用がかかり、

さらに庭やカーポート、門周りなどの「外構工事費」がここにプラスされます。

リノベーションの費用を絞る場合は、マンションと同様に、

キッチン・リビング・ダイニングだけをリノベーションをしたり、

庭部分をDIYで人工芝などにすると、予算内まで金額を落とすことができます。

リノベーションの費用を予算内に収めたい！失敗しない工事のポイント

リノベーションの費用を抑えたいけど、理想の間取りを手に入れたい！

そんな時には、リノベーションの方法に工夫を加えることで、予算内に工事費用を収めることが可能です。

ここからは、リノリビングで施工した「リノベーションの実例」とそのポイントを紹介します。

中古マンションのリノベーション実例

福岡への移住にともない、ご夫婦＋小型犬で暮らしやすいお家探しをスタート。

一日の大部分を過ごすリビング・ダイニングの居心地を追求し、

汚れにくいタイルを採用したキッチンエリアには、ペット専用のスペースを設置しました。

寝室や個室は、LDKとは反対にシンプルに仕上げてリノベーションしの費用を節約。

採用を予定していた家具・家電の一部を見送り、まずは住んでみてからもう一度検討することで、予算内でのリノベーションを可能にしました。

【ここがポイント！】

● 寝室など、過ごす時間が短い部屋は、最低限のリノベーションに留める。
● 導入したい家具・家電を厳選し、実際に住んでみてから購入を検討する。

▶実例の詳細を見る

中古戸建てのリノベーション実例

家族ですごす１階部分のみをリノベーションし、素材感あふれるLDKに。

天井仕上げを抜くことで構造躯体を現しより無骨な空間へ。

ヘリンボーンの壁や、ブランドにこだわったクロスで、インダストリアルな居室に生まれ変わりました。

オーソドックスな間取りですが、素材にこだわることで唯一無二の個性を演出することができます。

【ここがポイント！】

● １階だけ、２階だけなど、リノベーションするフロアを狭く設定する。
● 間取りを大きく変えずに、壁紙や木材など、素材にこだわる。

▶実例の詳細を見る

まずは情報収集を！中古住宅の購入とリノベーションの費用については、専門家に相談しよう

今回は、マンションと戸建てにわけて、住宅の価格とリノベーションの費用についてご紹介しました。

住宅の価格は日々変動し、リノベーションの費用も内容や素材によって大きく変わります。

今回ご紹介した金額についても、あくまで目安ですので、

理想のお家のイメージと価格は多少異なる可能性があります。

ですが、リノベーションの施工会社や不動産業者と打ち合わせを重ねていけば、

費用をかける場所のメリハリがついて、リノベーションの費用を抑えることができますし、

掘り出し物の中古住宅が見つかる可能性もグッと上がります。

それぞれのポイントを参考にして、理想のマイホームを実現してくださいね。

物件探しや、リノベーションについてのご相談を受け付けております。

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