【どんな家を買って、リノベすればいい?】安全な中古住宅を選ぶための、3つポイントをご紹介。│
2024.07.19
こんにちは。リノリビングです。
古くても、立地などの条件が良く、手の届きやすい価格が、中古住宅の魅力です。
しかし、「どんな物件を選べばいいのかわからない」と、悩まれる方が多くいらっしゃいます。
今回は、「安全な中古住宅を、見極めるポイント」について、お話します。
1:中古住宅の価格は、家の状態に大きく関係する。
「安い」と思って購入した物件でも、思わぬリフォーム工事が必要になることがあります。
リフォーム工事が必要な住宅は、かえって高くついてしまうので、注意が必要です。
【疑問】なぜリフォーム工事が必要になるの?
状態がよくない家は、リフォーム工事をしないと、安全で快適な生活が望めません。
例えば、壁にひびが入っていた場合。
外壁だけではなく、家の基礎構造まで達していると、地震に耐えることができません。
この場合、「耐震補強工事」をしなければ危険です。
また、室内にカビがたくさん発生していた場合は、「結露」が原因と考えられます。
これは、「断熱工事」をしないと、快適な暮らしが望めません。
これらのリフォーム工事を必要としない物件は、高い価格で売られる傾向があります。
しかし、工事を必要としない分、結果的には安く購入できると考えた方が良いでしょう。
2:中古マンションの購入前に、確認するポイントとは。
中古マンションを購入するときは、次の3つのポイントをチェックしておくと、
安全な住宅を選ぶことができます。。
ポイント1:構造や、給排水管のルートといった、目に見えない部分
ポイント2:マンションの修繕履歴
ポイント3:共益費の金額や、修繕積立金の積み立て状況
1つずつ、説明します。
ポイント1:構造や、給排水管のルートといった、目に見えない部分
中古マンションには、物件によってさまざまな構造があり、傷みやすい箇所も異なります。
とくに、給排水管は、上の階のものが、部屋の天井を走っていることがあります。
この場合、給排水管に欠陥があると、上の階の排水が水漏れしてしまうことになります。
構造や配管に問題がないか、不動産会社に確認しておきましょう。
ポイント2:マンションの修繕履歴
マンションは、いままで行ってきた修繕工事の履歴が保管されています。
その内容は、外壁の塗り替えや「給湯器の設置年数」など、多岐に渡ります。
修繕履歴が少ない物件は、あまり状態がよくない可能性があります。
不動産会社を通して、「修繕履歴」を取り寄せることができますので、確認しておきましょう。
ポイント3:共益費の金額や、修繕積立金の積み立て状況
共益費や修繕積立金は、購入費用とは別に、毎月支払います。
共益費は、マンションのエレベーターなどのメンテナンス状況や、
給排水の清掃状況などに、大きく影響します。
修繕積立金は、マンション全体を修理する「修繕計画」に、大きく関わってきます。
積立てされている額が少なければ、管理の状態がよくないことがあります。
どちらも、将来思わぬ費用が発生するリスクとなります。
必ずチェックしておきましょう。
3:中古の戸建て住宅を購入する前に、確認するポイントとは。
戸建て住宅は、次の3つのポイントに気を付けておくと、リフォーム工事の費用を抑えられます。
ポイント1:外壁のひびや、外回りの状態
ポイント2:ドアや、引き戸の開閉具合
ポイント3:築年数が、43年以上かどうか
1つずつ、説明します。
ポイント1:外壁のひびや、外回りの状態
戸建て住宅は、木造住宅がほとんどです。
木造住宅は、外壁のひびや、雨樋の詰まりが、
内部の柱などの基礎構造に影響している場合があります。
もしも、基礎構造に痛みや腐りがあれば、高額なリフォーム工事が必要です。
ひびや詰まりは、細かくチェックしておきましょう。
ポイント2:ドアや、引き戸の開閉具合
ドアや引き戸の開閉がスムーズにいかない時は、
家全体が傾いていたり、柱や壁が歪んでいる可能性があります。
家が傾いている場合、リフォーム工事が必要です。
内見時に確認しておきましょう。
ポイント3:築年数が、43年以上かどうか
現在の耐震基準ができたのは、1981年のことです。
1981年より前に建てられた物件は、今の耐震基準を満たさないので、リフォーム工事が必要です。
耐震基準を満たすために、工事が必要なときは、
「坪あたり3万円」を目安に準備しておくとよいでしょう。
3:安心のために、保険を活用しよう
構造や、管理の状態をきちんとチェックして購入しても、
後から欠陥が見つかり、工事が必要になる場合があります。
そんな時に備えて、「既存住宅瑕疵保険」を準備しておくと安心です。
【疑問】既存住宅瑕疵保険とは?
既存住宅瑕疵保険とは、
「物件を購入したあとで見つかった欠陥」の工事費用を補償する保険です。
具体的には、構造上必要な柱、壁、基礎、土台、外壁、屋根へのひびや、
雨漏りが補償の範囲となります。
補償されるのは、修繕工事の費用だけではありません。
調査の費用、工事中の引っ越し代、仮住まいにかかる費用も、補償されます。
既存住宅瑕疵保険は、物件を売る不動産会社や、オーナーが加入する保険です。
購入前に、加入しているか確認しておきましょう。
【まとめ】中古住宅の売り出し情報は、こまめにチェックしておこう。
今回は、「中古住宅選びで、気を付けておきたいこと」についてお話しました。
中古住宅の価格は、「その金額が安いか、高いか」を理解することが重要です。
中古住宅は、希望する地域の物件情報をこまめにチェックしておくと、
その物件の相場観がわかるので、お勧めです。
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