【リノベーション事例紹介】郊外の戸建てから都市部のマンションへ住み替え。モノと先入観を捨てて実現した将来まで安心な暮らし
2022.05.06
こんにちは!
リノリビングです。
今回は、郊外の2階建ての一軒家から都心のマンションに住み替えた、H様のリノベーション事例をご紹介します。
お嬢様の高校進学をきっかけに都市部のマンション暮らしへ
H様ご一家は、福岡市郊外の一軒家にお住まいでしたが、お嬢様の高校進学をきっかけに、ご夫婦で今後の生活について考えました。通学・通勤にも、自分たちのリタイア後にも便利な都市部に移り住むことを決意。都市部で物件を探すところからリノベーション計画がスタートしました。
「物件選びの決め手は日当たりが最高だったから。築年数が古いものの、南側が開けていて、最上階のこの部屋はベランダが広く、窓はすべて掃き出し窓なので、ベランダも居住空間と一体化して使えると思ったんです。」とH様。
風水デザイナーとして活動をされているH様は、風水の観点から物件を見極めるプロ。物件の状態や広さだけでなく、風水の観点からも良い物件だったこちらの物件を購入されました。
(before)
(after)
モノと先入観を捨てた“ちょうどいい”暮らし
100平米を超える大きな戸建てから2LDKのマンションへの住み替えは、大掛かりなモノの断捨離も必要でした。将来も見据えて本当に必要な物だけを厳選。利便性が良いエリアのため、日常での主な移動手段は徒歩や自転車となることから車も手放されました。
家族4人なら4LDKは必要とか、キッチンや玄関にはコレがないといけない、といった先入観を捨てること。そして、自分を振り返って無駄をなくすことがポイントだったと教えてくれました。
すべてが手の届く範囲の広さになったことで掃除がラクに。一軒家のときと比べて大幅に減った収納スペースによって、物欲が湧かなくなり、食品や日用品の買いだめをしなくなったため、「アレがない、これを買わなきゃ」とストレスを溜めることもなくなったそうです。
断熱材の補強と床暖房で冬も暖かい
H様が購入された物件は、壁で建物を支えている壁式構造のため、リノベーションにあたって壁を取り払えない場所もありました。そこで、以前の間取りは活かしつつ、明るく開放的な空間になるようにリノベーションを行いました。
築40年とあって断熱性も気になるところ。元の壁の上に新しく壁を作り、その間に断熱材を施工。プラス3cmほど厚みが増しましたが、二重に断熱をしている状態となり、断熱性はかなり強化されました。壁を壊して断熱性を高めるよりも、コストを抑えることができました。
また、フローリングには高級感のあるウォールナットの突き板を使用。床暖房を入れたことで、寒い日でも外気の影響を受けることなく、暖かく過ごせる空間となりました。