内水氾濫と外水氾濫 何が違う?
2022.12.02
近年、地球温暖化の影響なのか、日本各地で梅雨~台風シーズンにかけて大雨による被害が拡大しています。
福岡県でも、久留米市や朝倉市といった筑後地方を中心として毎年の様に大雨特別警報が発表されており、県民の防災への意識が高まっています。
慌てず災害に対応するためには、きちんとした知識をもって事前に備えることがとても重要です。
災害の中でも特に被害の多い水害は大きく二つの種類に分けることが出来るのを皆さんはご存知でしょうか?
■水害は洪水(外水氾濫)と内水氾濫に分けることが出来る
洪水(外水氾濫)とは、河川の水位が上昇することにより、堤防が決壊したり、川の水が堤防を越えることにより発生する水害の事です。
対して内水氾濫は、市街地に降った雨が下水道などの排水能力を超える降雨により、雨を河川等に放流できない場合に、発生します。
都市部は特に地面がコンクリートで舗装されており、雨水が地面に浸透しにくい構造になっています。
【出典:福岡市総合ハザードマップ - 洪水・内水】
■外水氾濫と内水氾濫のハザードマップは異なる
浸水発生までのメカニズムが異なっているため、当然ながらハザードマップもそれぞれ作成する必要があります。
しかし、その整備状況には現状、課題があります。
続きは次回のコラムにて書かせていただきます。
(次週コラム>>>『危険な箇所が載っていない⁉』内水氾濫ハザードマップの整備状況に課題)
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