住宅購入時に重視することとは?
2022.11.27
不動産流通経営協会(FRK)より、第27回(2022年度)不動産流通業に関する消費者動向調査の結果が公表されました。
この調査は、首都圏で2021年4月から2022年3月までに住宅を取得した人を対象にWEBアンケートを実施したものです。
エリアによる違いも多少あるかもしれませんが、今回は参考になりそうな項目のみピックアップしていきます。
■新築か既存かにはこだわらなかった人が増加傾向
【出典:不動産流通経営協会「2022年度不動産流通業に関する消費者動向調査」】
これは、リノベーション会社の我々としてはとてもうれしいニュースです。
首都圏の結果なのでどこまで参考になるかは分かりませんが、いずれは地方でも首都圏と同様に"中古を買ってリノベーション"が一般的になっていくのではないかと思っています。
■購入にあたって建物検査の利用も増加傾向
戸建・マンション共に昨年度と比べて、いずれかの検査を行った割合が増加しています。
特に戸建では、既に昨年から検査実施の割合が高く7割を占めていることが分かります。
【出典:不動産流通経営協会「2022年度不動産流通業に関する消費者動向調査」】
また、不動産会社の住宅保証が住宅の購入に影響したかという設問では、昨年との大きな違いは見られなかったものの、住宅設備保証より建物保証を重視している傾向がみられました。
弊社で実施しているのは基本的には住宅設備保証のみですが、今後は建物保証又は建物保険(既存住宅売買瑕疵保険等)の導入を検討する余地がありそうです。
【出典:不動産流通経営協会「2022年度不動産流通業に関する消費者動向調査」】
■大半の人が事前に水害ハザードマップを確認している
夏場になると毎年の様に豪雨のニュースがある昨今では、やはり自然災害に対するリスクヘッジへの関心が高まっているようです。
特に、事前に確認したハザードマップでは水害に関するマップが断トツで高くなっています。
弊社でも、物件を購入検討する前にはハザードマップの確認を徹底しています。
【出典:不動産流通経営協会「2022年度不動産流通業に関する消費者動向調査」】
【出典:不動産流通経営協会「2022年度不動産流通業に関する消費者動向調査」】
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参考:住宅購入時にみんなは何を重視する? 若年層は「IT重説」「電子署名」に高い利用意向/SUUMOジャーナル