コロナ禍で変化する「売買&賃貸 消費者ニーズ」
2022.10.06
先日、リクルートSUUMOのWEBセミナーを受講し大変勉強になりました。
実際各カテゴリーで「コロナ禍」が関連しておりましたので、その点にも驚いております。
それでは、カテゴリーごとで簡単に内容解説をしていきますので、よろしければ最後までご覧ください。
01.街選びの変化
全国的には、テレワークの普及もあり郊外や地元への移動も増えておりました。
しかし、福岡を含む関西圏は、テレワーク普及率が4割以下と低く、街選びにコロナ禍の情勢の関連は薄いようです。
住宅購入で街を選ぶポイントとしては、コロナ禍にか関わらず「子育て・介護支援」が充実している点や
「街の開発」などの活性化度合いが重視されているようです。
02.売買検討者のニーズ
東京~福岡の主要都市での調査によると、住宅に求める条件の変化にも「コロナ禍」は影響があるようです。
例えば在宅時間の増加による、生活環境の充実の重視です。
建物本体の性能に関しては、遮音性・省エネ性能などの向上、生活空間に関しては、収納量・庭や緑が感じられるような取り組みなどが
上がっていました。また、ネットでの商品購入の増加により、宅配ボックスの重要度も向上しているようです。
03.新築・中古物件の決め手と諦め手
決め手や諦め手に関しては、「コロナ禍」の影響は少ないようです。
例えば戸建てであれば、土地の広さ・周辺環境など
またマンションであれば、決め手は価格と駅からの距離・諦め手は築年数と大きなニーズの変化は見受けられませんでした。
04.賃貸の動向
賃貸のニーズも8割以上の方が変化を感じていました。例えば、現在住んでいる賃貸物件に対する不満です。
売買同様、在宅時間の増加により「日中の騒音が気になる」や「気密性が気になる」などの回答が増えていました。
また、「騒音」が理由で40.4%の方が2年以内の退去を検討していることにも驚きました。
まとめ
いかがでしたでしょうか。簡単ではありますが、まとめると多くのカテゴリーで「コロナ禍」での影響が
少なからず見え隠れしていることが分かりますね。
現在、止まらない円安・物価高騰もありますので、今後もニーズの動きには注意しながら
売買や新築物件の建設を行う必要性がありますね。少しでも売買などでお役に立てると何よりです。
リノリビングの買取再販も、ニーズの変化に合わせた物件のご提供ができるよう努めて参ります。