知っておきたい内装用壁材の種類と特徴!おすすめはどれ?
2023.07.13
こんにちは!リノリビングです。
今回は内壁に使用する壁材についてお話しします。
豊富な壁材の中から、4つピックアップして特徴や手入れの方法などをご紹介します。
1.質感を選べる塗装
まずは一般的な「塗装」についてご紹介します。塗装はベース色を調色して好きな色を作 ることができます。特に、「ベンジャミンムーア」という海外メーカーの塗料は、ベース色がかなり豊富で、カラーパレットを見るだけでも楽しくなります!卵肌のような質感の仕上げで、海外のようなテイストを好まれる方におすすめです。 クロスとの違いは、マットな質感を選ぶことができるところ。もちろん艶ありも可能です。 年月が経つとひび割れする可能性があるので、下地処理をしっかりしておくことが大切です が、万一ひび割れたとしても、クロスと違って上から補修して再度塗ることができるのが塗装の良さです。クロスは全部はがさなければなりませんが、塗装は自分でもメンテナンスすることもできます。
2.マットで味がある漆喰
消石灰を主原料とする「漆喰」。城や武家屋敷など日本の伝統的な建築によく用いられて いる壁材ですが、現代では一般住宅の内壁にも使われます。 艶がなく、触れるとザラザラとした質感で味があり、塗り方や厚さによってテクスチャー を変えることができます。 また、調湿機能や消臭機能を理由に選ぶ方も多いです。ペットを飼っている人など、匂い が気になる方にもおすすめです。
塗装と同様、ひび割れは入る可能性があります。
3.割れにくさが強みのモールテックス
キッチンの壁に使用した「モールテックス」。グレーのほか、様々な色が選べます。 モルタルだとひび割れしますが、モールテックスは割れにくいのが特徴です。ひびに汚れ が入るのを防げるのでキッチンにも向いています。
また、水場でも使えるんです!モルタルは水を吸うと中の水分含有量が増え、割れにつながるため、乾燥している場所がおすすめですが、モールテックスならその心配がありま せん。
2ヶ月半〜半年毎に、ワックスやオイルなど、汚れを付きにくくする専用のコーティング 剤でメンテナンスすると長く綺麗さを保つことができます。 優れた素材ですが限られた職人さんしか塗ることができず、モルタルと比較すると高価なので、こだわりの ある一部に取り入れるのがおすすめ。
4.木の温かみを感じられるヘリンボーン
素材感にこだわることができる「ヘリンボーン」。まっすぐ貼ったり斜めに貼ったり、デザインを指定することができます。また、樹種がいろいろあるので、好きな木を選べます。樹種によって価格も変動します。木の種類によっては、中性洗剤を付けて拭くことができるものもあります。無垢の場合は 濡らさない方が良いですが、万一汚れた場合は削ることができます。無垢の風合いの良さを残しつつコーティングされてあるものを選べば、メーカー推奨の方法で手入れすることも可能です。
種類によって価格や手入れの手間も大きく異なる壁材。部屋の大部分を占めるため、慎重 に検討したいものですよね。ぜひ参考にしてみてください!