【事例紹介】構造上、動かせない柱や梁の活かし方
2022.07.28
こんにちは!
リノリビングです。
建物には構造上、撤去できない柱や梁があります。これは、建物を支える重要な役割を果たしているためです。リノベーション用の物件を購入後に「希望の間取りが叶えられない」ということにならないように、ここは購入前にぜひ確認しておきたいポイントです。
ただ、柱や梁を動かせなかったとしても、それを活かして魅力的な空間にできるのがリノベーションの醍醐味でもあります。
今回は、柱や梁を活かしてオシャレな空間を実現した事例をご紹介します!
【1】スケルトンリノベーションで梁を活かす
スケルトンリノベーションで躯体をあえて見せたことで、キッチンとリビングの間を通る梁もスタリッシュな印象に。LDKでありながらキッチンとリビングの境界線が生まれ、暮らしのシーンを分ける役割にもなります。無骨な男っぽさを感じるカッコいい空間に仕上がりました。
【2】柱を囲うようにキッチンカウンターを製作
キッチンダイニングスペースにある柱を囲うようにカウンターを製作しました。オープンな空間なら気になってしまう柱も、キッチンカウンターの一部なら違和感がなくなります。天井や床、腰壁の色みと合わせることで、空間に馴染ませています。
【3】壁はなくても空間を仕切る役割に
ヴィンテージなリビングにある柱は、リビングと通路を隔てる役割も果たしています。壁がなくても境界線が分かり、空間が仕切られているような印象に。ソファ側の柱には、時計を設置。時計以外にもグリーンやドライフラワーを飾る場所としても活用できます。
【4】柱を活かして収納棚を製作
柱の左右に収納棚を造作して、柱と収納を一体化させました。空間を彩るデザインの一部にもなっています。最下段の板はカウンターにもなり、スタディスペースやワークスペースとして利用することもできます。キッチンからも目が届く配置です。
【5】天井の梁を見せたヴィンテージな空間
天井の高さをあげるために、天井を抜いて構造材を剥き出しに。木の素材感がラフさを感じさせます。天井の梁を見せるデザインは、ヴィンテージな空間とも好相性です。
今回は、5つの事例をご紹介させていただきました。参考になりましたでしょうか?
一見ネガティブに感じる要素もリノベーションならではのアイデアで魅力的に変えられるものもあります。
リノリビングでは物件探しからお手伝いしていますので、まずはお気軽にご相談ください!