築年数が古い中古物件は本当にダメ?
2022.03.31
こんにちは!
リノリビングの広報担当です。
リノベーションをするためにまず大切なのが、物件を決めることです。中古物件を購入する際は、価格や立地などの他に築年数も気になるところですよね。ただ、築年数が経過していても“買って損なし”の物件も実はたくさんあるんです。そこで、今回は中古物件の見極めポイントについてご紹介していきたいと思います。
築年数=物件購入の判断基準?
築年数によって大きく変わることの1つが「価格」です。一般的に住宅は、新築直後から徐々に価格が低下していき、築年数30年前後になると、物件によっては新築時の半値ほどになるケースもあります。
また、築年数30年前後の物件はマンションそのものの劣化も気になるところ。ただ、もともとの造りがしっかりしていて、きちんと管理が行き届いたマンションであれば、キレイな状態で維持されているので、一概に「築年数=物件購入の判断基準」とも言えないのです。
では、どんなところを基準に中古物件を見極めていったらいいのでしょうか?
ポイント①メンテナンスがきちんとされているか
築年数が経過した物件は、定期的な修繕工事が必要です。築年数が経過するほど、メンテナンスの有無によって物件の状態に差が出ます。
マンションの場合、管理会社で修繕計画が立てられています。「マンションの修繕計画があるか」、「修繕計画に沿って修繕工事が行われているか」は1つの見極めがポイントとなります。
きちんとメンテナンスされている物件であれば、外壁やエントランス、エレベーターなどの共用部分も定期的に修繕されているので、古さを感じさせない物件も多くあります。購入前に管理記録も確認しておくと安心です。
ポイント②構造上の制限の有無
中古マンションのリノベーションでは、一度マンションの構造部分のみに戻して、好みの間取りやデザインにすることもできますが、構造によっては制限があるものもあります。
例えば、壁で建物を支える「壁式構造」の場合、重要な部分の壁は壊すことができないため、希望の間取りを実現できないことがあります。また、構造上、配管の位置を変えられない物件もあり、その場合は水回りの配置を大きく変えることができません。
ただ、構造上の制約がある物件でも、設計の工夫によって魅力的な間取りやデザインに変えられるケースもあるので、物件を決める前にまずはリノベーションのプロにご相談いただくことをおすすめします。
リノリビングでは、物件探しからお手伝いしています。検討されている物件に対してのアドバイスもできますので、お気軽にご相談ください!
ポイント③街並み、景観
人気のエリアの新築物件は、手が届かない価格帯のものも多いですが、築年数が経過した中古物件なら物件数が多く利便性が良い都心でもお手頃なものが見つかりやすくなります。都心ならではの暮らしや景観も魅力の1つです。
例えば、福岡市の赤坂エリアは、ヴィンテージマンションが醸し出す美しさが街の魅力にもなっています。築浅マンションなら手が届かないエリアでも、中古マンションならお手頃な価格帯のものが見つかる可能性があります。
利便性はもちろん、そこに住むことでしか味わえない美しい景観も、物件を決めるポイントの1つになるのではないでしょうか。
築年数が経過している古い物件でも、良い物件はたくさんあります!
リノリビングでは物件探しのご相談からサポートしていますので、お気軽にお問い合わせください。