床材にこだわるリノベーション事例4選!メリット・デメリットも解説
2023.04.22
こんにちは!
リノリビングです。
お部屋の印象を大きく左右する床材。
見た目はもちろん、過ごしやすさにも関わるので、こだわって選びたいものです。
今回は、様々な床材に注目し、その特徴や取り入れる際の注意点をご紹介します。
①「ヘリンボーン」
憧れる人も多い、人気のヘリンボーン。ヘリンボーンにも様々なデザインがあり、形によって表情が変わるので、好きな形をオーダーすることができます。
ハード系やインダストリアル系のインテリアがお好きな方が多く取り入れられる印象ですが、実は明るい色でもできるんです。フレンチヘリンボーンなら、シンプルで明るいインテリアにもぴったりです。
ヘリンボーンの注意点は、飽きがくる可能性があることや、家具選びが難しいという点。勇気が出ない場合は、洗面やトイレなど小さい面積で取り入れるのがおすすめです。また、床にヘリンボーンを選ぶ場合は、壁はシンプルにするとすっきりとまとまります。
②「フロアタイル」
最近よく取り入れられている床材。賃貸でも使うことができたり、飽きて変えたくなったら変えることができたり、手軽さが人気です。一部傷ついてしまったらそこだけ貼り直すことができるのでメンテナンス性も◎。
こちらの物件のキッチンの床はフロアタイルの一つで、「ピエスタ」という商品。欠品していたこともある人気商品です。一般的なフロアタイルはつなぎ目が線で、普通に貼るとタイルのような感じはあまり出せないのですが、これは貼るだけで目地に見えるようになっています。まるで本物のタイルのようなリアル感を出したい方におすすめです。
③「大理石」
ホテルライクな印象のモダンで高級感溢れる空間に仕上がる大理石。
フロアタイルでは出せない本物のツヤ感を出すことができるので、本物志向の方におすすめです。本物の方が傷つきにくいというメリットもあります。
色・柄が豊富にあるので、様々なデザインを作ることも可能です。写真の物件では、リビング全面に白い大理石を使用。また、玄関からリビングまでは黒い大理石をカットし、デザイン的に取り入れました。
注意点は、日本に在庫があまりなく、イタリア製が多いため、海外取り寄せになるという点。
材料費だけ見るとそんなに高く感じないのですが、海外からの配送料がプラスでかかります。
④「無垢材」
足触りが良く、本物の質感を味わうことができる無垢材。写真の床材は、木の表面に波打った加工が施されており、より足触りが気持ちの良い素材です。経年変化で味わいが出るので、子どもの成長と共に床も変化していくのも楽しみの一つです。
一方、無垢材の特徴もあるので注意が必要です。木は収縮が大きく、夏は膨張し、冬は縮みます。木と木の継ぎ目が開いたり、木が反ったりすることがあり、それによって床鳴りがしてメンテナンスが必要になることも。無垢材の特徴を味として感じましょう。
樹種によっては、柔らかい木もあり、椅子を引いたら傷つきやすいものもありますので、それも含めて味として楽しめる、天然の木がお好きな方に選んでいただきたい素材です。
空間の印象を大きく左右する床材。
その特性を知って、ライフスタイルや部屋の用途に合わせて選ぶことが重要です。
お部屋のインテリアとの調和や予算を考慮して床材を選んでみてください。